家族で老人ホームについて話してみましょう
以前弊社でアンケート調査をしたところ「介護について親子であまり話をしていない」という方が約7割という結果がありました(※参考記事:ちいき新聞読者の介護に関する意識調査)。また、ご相談を頂く中で「親を老人ホームに入れるタイミングを教えてほしい」というお声もあります。親子どちらか一方の都合のみで無理やり老人ホームに入居するという事は、望ましい事ではありませんので、親子で会話するきっかけとして、どのようなタイミングがあるのかをご紹介していきたいと思います。
ひとつは、介護をする側が身体的、精神的な負担を感じるというタイミングです。多くは在宅での介護を経て老人ホームに入居となります。介護に関しての感じ方は十人十色で様々ですが、在宅介護に限界を感じていて精神的に厳しい時にはすぐに検討をした方が良いと思います。ご家族様が倒れてしまっては、介護を受けるご本人様にとっても不幸な事態となる事が考えられます。なるべく早くの相談が望ましいと思います。
つぎに、認知症による症状のため老人ホーム入居を進めるというタイミングです。火の始末ができなくなった、お金の管理ができなくなった、日付や曜日がわからなくなったなどの症状があり、日常生活において誰かの見守りや助けが必要になる場合も老人ホームに入居することを検討するに充分と思います。ご家族様がお住まいの千葉県内の老人ホームに他県からお呼び寄せするというご相談も良くあります。
無理のある在宅介護を続けてしまって腰を痛めてしまった、睡眠時間が十分に取れず精神的に疲れてしまったなど、タイミングが遅れてしまい介護をされる方のお身体の状況が悪化してしまうということもありますので、ご家族でのご相談は早めにしておくことが大切かと思います。
そんな中で「ご本人が入居を嫌がる」というお話もよくあります。慣れた生活環境を変えることはだれしも勇気のいることです。ここでまず大切なのは、ご本人様のお話を聞くということです。どんな事を不安に思っているのかを知ることで解決できる糸口がつかめるかもしれません。感情的にならず、ご本人様のためを思っての家族相談になると良いと思います。家族だけで難しい場合には、ケアマネジャーや地域包括支援センターの担当者、お医者様など第三者からであればお話を聞いてくださるケースなどもありますのでご相談してみるのも良い方法です。
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